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防弾少年団「LOVE YOURSELF 承“HER”」全曲レビュー

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こんにちは〜!シオリです。

今回は旧ブログ以来の音楽レビュー記事です。

 

ここ数年男性アイドルグループ1の勢いを見せている防弾少年団のニューアルバム「LOVE YOURSELF 承”Her”」が9月18日18時に公開されました。

 

起承転結で構成される「LOVE YOURSELF」シリーズの第一弾となる今回のアルバム。

 

もはや韓国No1といっても過言ではない程の人気となりファン、メディアの期待値も上がりに上がっていたと思いますが、全くその期待を裏切ることのない素晴らしいアルバムでした!!公開されてから私も毎日リピートして聞いています。

 

ということで今回は公開されてから随分時間が経ってしまいましたが、防弾少年団「LOVE YOURSELF 承 Her」収録の全11曲(9曲)をレビューしていきたいと思います!

 

 

01.Intro:Serendipity

 

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ジミンのソロ曲。

タイトルは「思わぬものを偶然に発見する才能」という意味の英語です。

 

温かみのある曲調とジミンの繊細で透明感のあるボーカルがマッチして神秘的で優しい曲に仕上がっています。演奏もシンプルでジミンの声や歌い方をとにかく堪能できる曲。

 

ジミンというと以前はヒップホップベースの曲(Dangerやホルモン戦争)で見せるパンチの効いたハイトーンボイスが印象的だったのですが、最近はそれだけでなく血、汗、涙やこの曲で見せたような透明感のある大人なボーカルの印象もついてきましたね。

 

曲全体に盛り込まれる透き通ったファルセットとビブラートが心地よく、なんとなく起き抜けとかに聴きたいかんじ。暖かい空気感を感じられる、そんな曲です。

 

哲学的な歌詞も素敵。「너와 내 행복은 예정됐던 걸(君と僕の幸せは予定されていたもの)」「우주가 처음 생겨웠음 때부터 모든 건 정해진 거였어(宇宙が生まれた時から 全ては定められていた)」という部分が、次に収録される曲「DNA」に繋がる感じもいいですね。

 

02.DNA

 

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今回のアルバムの活動曲「DNA」

今までの防弾少年団には無かったエレクトロニックでポップな曲です。冒頭繰り返される黄金マンネ、ジョングクの口笛が耳に残りまくりますね。MVのサイケデリックな色調にも負けない中毒的なサウンドが魅力的です。

 

メンバーが出演したラジオでこの曲の紹介をしていた際、リーダーのラップモンスターが「君と僕のDNAは最初からひとつとしてセッティングされていた!そんな愛の話です」とこの曲について語っていました。

 

確かに今までの防弾少年団の楽曲にはなかったシンプルに恋を表現した歌詞。社会の反発や自分主体の男らしい曲で若者を表現していたかつての防弾少年団の姿は今作では見られません。

 

作詞作曲メンバーには防弾少年団の楽曲をデビュー時から継続して支えるPdoggやHITMAN BANG、防弾少年団のデビュー前の超初期メンバーで今はプロデューサーとして楽曲制作に徹するSupreme Boiにメンバーのシュガとラップモンスター等。おなじみのメンバーで構成されています。

 

この曲の冒頭、メンバーVの低くしっとりとした声がいいですね!そこから一転してj-hopeのファンキーなラップに続くことで一気に曲が明るい雰囲気が変わります。ブリッジ部分でボーカル組(ジン、V、ジョングク、ジミン)が連なって歌う「영원히 함께니까(永遠に一緒だから)」の部分もカッコイイ!

 

今まで発表した曲とは大分毛色の違う曲ですが、それでもしっかり防弾少年団らしさを感じられるのは、やはりメンバー一人一人の個性がハッキリしているからだと思います。何を歌わせても防弾色に染め上げる、そんな防弾少年団の魅力を感じられる楽曲です。

 

あと私は、この曲での長男ジンのボーカルが大好きなんです~。ジンの声って個性派ボーカルぞろいのメンバーの中で唯一THE正統派という印象を受けるのですが、それが本当にこの曲の誠実で哲学的な歌詞と合う!曲がサイケでポップな印象に振れすぎないのはジンのシンプルでまっすぐなボーカルのおかげだと思います。

 

03.Best Of Me

 

ジンとVがこのアルバムの曲の中で一番のお気に入りだと言っていた曲ですね。

「Don't Let ME Down ft.Doya」等の曲で有名なアメリカのアーティスト、チェインスモーカズとの共同制作曲です。洋楽に疎い私はあまりこのグループの曲にピンと来なかったのですが、よくクラブとかで流れてるみたいですね。聴いてみるとなんとなく聞き覚えのある曲でした。

 

そんなコラボ曲である「Best of Me」、とても洋楽チックなクラブミュージックです。踊りたくなるサビのメロディーと弾むようなラップがポイントですね。

 

正直この曲、私はあんまり印象に残らない・・・!(すみません。)ひねりの無いシンプルで涼しげな曲なのでドライブ中とかに聴きたいですね。

 

 

04.보조개

 

タイトルの意味は日本語で「えくぼ」

ボーカル組4人だけで歌われた曲です。

 

「그 보조갠 illegal 안 돼 위험해(そのえくぼは罪 だめだ 危険だ)」

 

「천사가 남간 실수 였나 아니면 진한 키스였다(天使が残したミスなのか もしくは深いキスの痕なのか)」

 

えくぼの魅力に堕ちた恋心を表現した甘ったるくロマンチックな歌詞が可愛い。えくぼは犯罪、そのくらい愛おしくて手を伸ばしたくなるものだと歌っています。全国のえくぼのあるアーミー(防弾少年団のファン)は狂ったように聴かないといけません(笑)

 

サビの歌い方も初々しくて素敵ですね。特に末っ子ジョングクの少年らしい弾んだ歌い方がいいかんじです。ジョングクは歌い方で曲を表現するのが本当に上手だな~と常々思ってます。

 

メロディーも優しくアップテンポで防弾少年団のアイドル的な部分を感じることができます。最近の防弾少年団にはあまり無かった曲ではないでしょうか?たまにはこんな防弾もいいですね!

 

05.Pied Piper

 

タイトルはパイドパイパーと読むらしいです。

 

パイドパイパーは、民間伝承「ハーメルンの笛吹き男 (The Pied Piper of Hamelin)」に登場する「笛吹き男」または伝承そのものを指す。また、これをモチーフとする作品のタイトルとしても用いられている。

出典:パイドパイパー - Wikipedia

 

ということで「笛吹き男」に自分達防弾少年団かぶせて、防弾とそれにはまってしまったファンの関係を書いた曲だと思います。

 

ラップモンスターが歌うラップ部分の歌詞の中に「V LIVE」や「BON VOYAGE」が入っているのも面白いですね。「MVは後で解釈して」なんて歌詞も。

 

乾いた太陽の光と、吹き抜ける風を感じるような涼しげなメロディーラインにサビのファルセットがあいまって、抜け出せない魅惑的な曲に仕上っています。

 

ファンを皮肉りながらも、応援してくれることへの感謝、自分たちへの自信。いろんなものを感じられるファンへ向けた楽曲です。こういう遊びの聴いた曲も防弾らしいですね。作詞作曲にシュガ、J-HOPE、ラップモンスターが関わっています。

 

06.Skit:Billboaed Music Awards Speech

 

ビルボードの受賞コメントですので、今回は省略。

ラップモンスターは英語もペラペラで日本語も頑張っていて、作詞作曲もできてと本当に多才。

 

07.MIC Drop

 

2016年にオバマ大統領が演説の際「俺の演説最高だっただろ?」という意味で行ったあえてマイクを落とすパフォーマンス(MIC Drop)を見て感銘を受け製作に至ったという曲。(カムバックショーにてラップモンスターが語った内容です。)

 

デビュー当時に自分達が感じた怒りや鬱憤を歌詞にしたという皮肉たっぷりの曲。これぞ防弾!自信満々で攻撃的な歌詞とドラムラインが印象的なヒップホップサウンドが激しい中毒性を生み出します。

 

大手事務所ではない事務所からデビューして、馬鹿にされたり悔しい思いをしながらもアイドルグループの頂点までのし上った彼ら。そんな頂点を極めた今の防弾少年団が歌うからこそ輝く曲です。

 

もう自分達はお前の手の届かないところにいる。嫌いだった人へ、当時の感情へ「더 볼 일 없어 마지막 인사야(もう会うことは無い 最後の挨拶だ)」と歌う歌詞。ただただカッコイイし、今の防弾の勢いを感じますね。

 

ファンの中でも人気のある曲で、メンバーのJ-HOPEもアルバムの中で一番好きな曲だとV LIVEにて語っていました。私もこの曲大好きです。

 

08.고민보다 GO

 

タイトル日本語訳は「悩むよりGO」。まず最初に、「タイトルださっ」と思ってしまったことに謝りたいです。曲を聴いて納得し、音楽番組を見て更に納得。気だるい音楽とコミック的なダンスの力の抜けたエキセントリックな曲に仕上がっています。

 

この曲は本当に聴けば聴くほどよくなっていくな~と思います。サビのメロディーが耳にすごく残りますよね。

 

若者の流行語である「YOLO」や

 

eigoslang.com

 

「탕진잼(お金を使い果たす楽しみという意味の流行語)」という単語をサビに使い、現代の若者を防弾少年団らしく表現した曲とのことです。

 

こういう社会的な曲は防弾少年団には必要不可欠。今回のアルバムでもこの曲がその役割を担っていますね。メロディーラインも力が抜けていて、今時の若者らしさを感じます。

 

私としてはこの曲はダンス見ながら聴いてこそ!だと思います。とにかくダンスが独特で可愛いんです~。サビ部分「YOLO YOLO~」のVパートがお気に入り。真顔でバキバキ変なダンスを踊るVが四次元感ありありでいいかんじなんです。

 

 

09.Outro:Her

 

ラップライン3人(SUGA,J-HOPE,RAP MONSTER)による曲。

 

淡々とした静かなメロディーが聴いていて心を落ち着かせてくれます。アウトロに持ってこいの曲ですね。

 

なんとなく2000年代前半に日本で流行ったヒップホップソングを彷彿とさせるような印象も受けました。微妙に懐かしいかんじ。

 

落ち着いたしっとりした低音に優しい大人の魅力が混在するラップモンスターの声色、一番情緒的で語りかけるような、息の抜けるような色気のあるSUGAのラップ、少年らしさを感じさせる掠れた明るいJ-HOPEの声。ラップラインも魅力的な声の持ち主ばかりです。

 

夕暮れ時に聴きたくなるような落ち着いた雰囲気に大人になった防弾少年団を感じます。

 

10.바다(Hidden track)

 

Hidden tracとして、アルバム発表時までタイトルも公表されていなかった曲。ラップモンスターがプロデュースした曲で、村上春樹の「1Q84」に感銘を受け作った曲とのこと。これも名曲です。

 

「한방에서 일곱이 잠을 청하던 시절도(ひとつの部屋で7人で眠った時代も)」そんな歌詞からもわかるように防弾少年団のことを歌った曲だと思われます。

 

「사막(砂漠)」と「바다(海)」という真逆のものが繰り返し歌詞の中に出てきます。「砂漠」が表すのは成功を目指してもがいてきた自分たち。「海」は成功。自分たちは成功したはずで、目指し続けた海の中にいる。そのはずなのに何故まだ水を欲しているのか。もしかしたらここはまだ成功ではなく「砂漠」の途中なのではないか―。

 

頂点を極めたはずなのにまだ満たされない、そんなメンバー達の心情を歌詞にしたのではないかと私は思いました。

 

「희망이 있는 곳에 반드시 시련이 있네(希望があるところには、必ず試練があるね)」繰り返されるその言葉に、今の防弾少年団の苦悩を感じることができます。ただいくら試練があっても、今までのように乗り越えて、アイドルとして、アーティストとして、一線で居続けることへの覚悟も感じる曲です。

 

11.Skit:Hesitation&Fear(Hidden track)

 

メンバーたちの会話が収録されてます。

今回はこれも省略!

 

 

まとめ

ということで全11曲(実質9曲)レビューしてみました!長かったーーー!!!

 

今作は全体として「大人になって洗練された防弾少年団を感じられたアルバムだったと思います。透明感のある曲が多く、ボーカルの魅力がいつも以上に引き立った曲が多かったですね!

 

ちなみに私のお気に入りは「MIC DropPied Piperです。タイプとしては真逆の曲ですが、どっちも防弾らしくて大好きです。

 

 

今回の防弾少年団のアルバム「LOVE YOUR SELF承“HER"」ですが、米ビルボードのアルバムチャートでTOP10入りを果たしたとのことです。

 

mdpr.jp

 

意味深なMVやPVで私達を翻弄しながら、クオリティーの高いダンスと楽曲でファンを増やし続けている防弾少年団。次回のカムバックも楽しみです!

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました~。