【カスハラ】アパレル販売員とお客様【嫌になるけど接客業を続けている理由】

 

こんにちはヘリです!

 

私は専門学校卒業後、アルバイトの期間も含めると5年ほどアパレル企業で販売の仕事をしています。

 

安月給、誰でも出来る仕事等あまり良い印象の無い方もいらっしゃるとは思いますが

私はこのお仕事とても好きです。

 

そもそもファッションが好きなので流行の流れを日々感じながらお仕事できているだけで楽しいです。実際お給料は少ないけど、それでも好きなことだから続けていて、自分の今の仕事にやりがいを持っている従業員が沢山いる環境で働けるのはとてもやりがいがあります。お客さんとお話するのも楽しいし。

 

ただ、どんな仕事にも言えることですがもちろん毎日楽しいだけではないですよね。そして販売業のイライラの特徴って、社内の問題だけじゃなく

対お客様

の場合がとても多い。

 

ということで今日は日々のイライラが募りまくった販売員である筆者がちょっとだけブログを通して愚痴らせてもらおう~という内容です(笑)私が出会ったパンチの効いたお客様を漫画にしてみました。

 

 

常連客という名のストーカーやめろ

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 何を買うわけでもないのにお店に来て、お店の前に座ってスタッフをスケッチする常連客。

 

店の外からずーっと私や他のスタッフの動きを観察していて、めちゃくちゃ気が散るし普通に気持ち悪いです。

 

ここまでの方は少ないですが、お店を若い女の子と喋る場所だと勘違いしている方ってどこのお店にもいますよね。特にスタッフ全員が若めの女性のお店とかに現れがちです。時々商品を買ってくれたりするからお店もあまり強く出られず、営業妨害並みにスタッフを拘束されたり、もはやストーカーなんじゃないの?ってレベルになってるお客さんって結構います。

 

本人はきっと悪気も無いけど、普通に怖いのでやめていただきたいですね。

 

相手が人間だってことわかってますか?

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 耳を疑う発言をする人がまれにいる。

 

販売員のことを感情の無いロボットだとでも思っているのでしょうか。

 

アパレル=過剰接客のイメージってあると思うんですけど、あながち間違ってないことは実際に働いている私達もわかっています。鬱陶しいと感じる気持ちもわかります。

 

ただこちらも仕事だし、別に悪意があってしているわけでは無いので嫌悪感丸出しはやめてほしい・・・。

 

あと普通に「用事があったらこちらから呼びます」と言ってくれたら大半の販売員は一旦離れるので。見られてる気がして鬱陶しいという方もいれば、店員なのに客から目を離すのか、声かけもしないのかとお怒りになられる方もいて、人それぞれだなと思います。

 

あと商品の扱い方がめちゃくちゃ雑な方結構いるんですけど、そういう場合は服の状態を守るためにどんなに嫌がられても声をかけるしかないので商品は丁寧に扱って頂きたい!

 

言えば何でもどうにかできるわけではない

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 いや、無理やろ!

みたいな要望を言ってくる方が普通にいる。

 

こういう場合に困るのが、お客さんは全く自分の主張がおかしいという思考が無いので要望を受け入れないとめちゃくちゃキレられる場合が多いことです。人格否定のようなことを言われたり、店で大声を出されたり・・・。メンタルダメージがやばい。

 

「使用済み」の物の交換を希望される方が時々いらっしゃいますが、多分ほとんどのお店の場合商品交換が受けれるのって

  • 商品不良がある場合(購入数日で壊れた、明らかな汚れの付着等)
  • 未使用の商品で購入後○日以内

とかのお店がほとんどだと思います。

 

「タグの無い商品の交換はお受けできない」と伝えた上で、いちいちお会計の時に「着用済みのものは交換できない」「汚れのあるものは再販が不可能なので」ていう案内をしないとわからないのか?と思ってしまうのは、私がスタッフ側の立場だからでしょうか・・・。

 

再販不可能な商品を新しいものと交換するということは、お店に商品一点分の損失を生むということです。何故購入前に試着を勧めるのか、理由を考えてほしいなと思ってしまいます。

 

でも結局は

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「ありがとう」の一言で頑張れてます。

本当に、それに尽きる。

 

毎日店頭で働いていると、こんな良い人がいるのか!とびっくりする位素敵なお客様との出会いもあります。自分の接客で喜んでもらえたり、満足そうにお買い物される姿を見ているだけでとても幸せな気分になります。

 

この仕事をしていて日々思うのが世界には色んな人がいるなということと、できるかぎり多くのお客様に気持ちよく帰ってもらえればいいなということ。

 

色んな人がいる中で、全員が全員にいい接客なんてできるわけないんですけどね。でもそう思う位、喜んで頂きたくなる良いお客さんはどこのお店にもいるということです。

 

そんなお客様達のお陰で毎日とても楽しく働いています!

 

この環境を当たり前と捉えている現状

最近はカスハラ(カスタマーハラスメント)という言葉も生まれ、接客業の労働状況を問題視する声が生まれ始めています。

 

matome.naver.jp

 

数年ではありますが、実際に販売の仕事をしている筆者がただ思うのは

 販売員=お客様のいうことを100%聞くことが仕事ではない。

 

気持ちよくお買い物して頂きたいけどボランティアではないんです。商品を売らないといけないし、要望に応じられない時もある。それを伝えて怒り狂うお客様からお店やブランドを守るために販売員ができることは、ひたすらに我慢するしかないんです。

 

この業界で働く人たちが、もう少し人間的に自由に、本当にすべき仕事に専念できる環境になればいいな~と私は思います。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました!!