こんにちは~ヘリです!今日はお久しぶりに漫画家志望時代のことを書いていこうと思います。
漫画関係の記事ってそこまで多く書いてきていないんですが、未だにこのブログに訪れてくださっている方の30%くらいが漫画系の記事からアクセス頂いているみたいで。漫画に関する記事は全て自分の経験談ということもあり他の記事以上に思い入れが強く、読んで頂けてとてもありがたいです。
ということで今日は私が漫画投稿をしていた時代を思い出して後悔していることについてです!
私が漫画家を目指した経緯、挫折までの経歴はこちらの記事から↓(最近になってサムネイル画像描きました!)
現在漫画家を目指している方々は「自分はこうならないようにしよう!」というダメパターンとして参考にしていただければと思います(笑)
コミュニケーション能力が低すぎ
担当編集者の方と連絡を取るときは基本全て電話でご連絡頂いてたんですけど、当時高校生だった私、大人とまともに会話ができませんでした。
いや、根本的すぎだろってかんじですね(笑)
15歳だった私は編集の方に自分の意見を言ったり、伝えられた変更点等わからなかった部分を聞くことができずイマイチよくわからないままネームを直すということを繰り返していた気がします。(5年間投稿していたので、後半になるにつれて多少マシにはなりましたが)
わからんことは聞けよ!描きたいものがあるならそう言わないと相手もわからないだろーー!
と今となっては思うんですけど親と学校の先生以外の大人とまともに話したことも無い当時の私にはかなり難しかったようですね。情けない・・・。
とにかく受身。電話をもらってもほぼ編集さんの話を聞くだけ。私に付いて下さっていた編集の方々は本当にやりづらかったと思います。ずっと「はい」だけ言っていた記憶しか無いですもん。貴重なお仕事の時間を、こんなコミュ障に割いて頂いていたと思うと・・・土下座したい以外の感情が湧かない!!
そしてこうなると意思疎通不足となり無駄にネームを書き直すことになります。
漫画って、投稿者の場合は全て一人で家にこもって作業するのでコミュニケーション能力って必要ないものだと一見思われると思うんですが全然そんなことない。
賞を貰えば編集者の方とお話することになるし、雑誌社に持ち込みに行くにしても聞きたいことが聞けない、言えないなら正直学べることなんてほとんど無いと思います。
コミュ力低い=得るものが少ない。
漫画だけでは無く全てのことがそうだと断言したい!
当時の私と話ができるのなら「編集さんと電話で打ち合わせをする」ことに意味があるのではなく、打ち合わせの中で理解したことを漫画にして始めて意味が生まれるということを伝えたいですね。
漫画に疎すぎ
この漫画だけ見たらなめすぎやろと思うと思うんですけど、一応「漫画を描くための努力」は自分なりにしてきたつもりです。
プロの漫画家さんの作品を見て研究したり、毎日絵の練習をしたり。自分の漫画に何が足りないのか常に考えていました。雑誌で受賞して夢の漫画家デビューを果たすために。
・・・そうです。当時の私は「雑誌社の賞をとって漫画家になる」というひとつの方法にとらわれていました。
それが悪いことでは全く無いと思います!今でも商業誌で連載している漫画家さんへの憧れが強いのは変わりませんし。ただ、色んな漫画家になる方法の中から雑誌社への投稿を選んだのでは無く、それしか知らなかったのが当時の私の問題点だったと今となれば思います。
同人誌をつくってみたり、ネットで公開したり・・・という方法があることを知ってはいたものの、全く視野に入れなかったんですよね。理由は単純に自分が商業誌で発表されている漫画以外読んだことが無かったからです。漫画を描く=商業誌に載らないといけないという固定概念があったんだと思います。
あと当時、漫画家志望の友達がひとりもいなかったんですけど一緒の目標を持った友達がひとりでもいれば為になる情報だったりをもっと吸収できたかもしれないですね。
こういう考えを持つようになったのもブログを通して自分の考えだったり好きなことを発信するようになったからです。ただやみくもに努力するんでは無く色んな視点から、成功できる方法を考えることも重要ですね!
後悔は漫画を辞めた今からでも生かせる
ということで漫画家を目指すことを辞めて4年程経った今思う、私の漫画家志望時代の後悔でした。
他にも色々「ああしたらよかったな」「こうしたら漫画家になれていたかも・・・」なんて思う部分はありますが、結果として今に繋がっているならやり直したいとは思わないので、挫折後はそれなりに毎日楽しく生きているのだと思います(能天気)
ただやっぱり他人とコミュニケーションをとったり、その分野について広い視野で分析することはめちゃくちゃ大切だと思うし、当時の私に明らかに欠けていた部分だと思うので、今後の人生の中でこの失敗経験を生かしていければと思います!
では、最後まで読んで頂いてありがとうございました!